唄うパン屋(むぎわら帽子2代目オーナー)

若狭見聞録

~仕事、音楽、ランニングを全力で楽しむ~

宅録はMTR派?DAW派?

(2017.10.18再更新)

どーも、宅録愛好家の”唄う商人”です。

本日のブログは

宅録ってMTRDAWどっちがオススメ?」

MTRはもう時代遅れなの?」

という方へ書いています。

 

優劣ではない

レコーディング市場はMTRからDAWに移行し、その流れにともなってMTRを販売していたメーカーは次々と市場から撤退しています。現在もMTRを販売しているメーカーはフィールドレコーダーという映像制作向けのMTRを販売しているところぐらいになりました。

 

確かにDAWは何でもできますが、だからといってMTRDAWより劣っていると考えるには早計です。自分に必要な機材やスタイルは何なのか、しっかりと見極める事が大切です。

 

 

ケース1:バンドの場合

昨夜は2階ムギスタにてレコーディングでした。弊バンド、エレキベースパートのレコーディングです。MTR(Roland vs-2400cd)が当店にありますので、当然、僕とベースの2人でレコーディングを行わなくてはいけません。

理想は各自がMTRを持ち帰り、自宅で録ってくるのが大人の時間の都合上ベストだと考えています。そういった面でレコーディング担当は他のパートより沢山の労力が必要となります。好きでなければやってられません。

 

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今回のベースのレコーディングはBOSS GT10-Bでライン録りを行いました。つまりアンプは不要という事になります。大きな音を鳴らす必要がないLineによるレコーディングは宅録の王道です。しかし、いわゆる”ライン臭さ”というのがネックで、ベースの音をカッコよく録るのは至難の業です。

理想はライン録りとアンプを鳴らしてのマイク録りのミックスサウンドです。MTRならこういった録音も簡単に行えます。作業スピードや音質を求めるならDAW。現場の空気感やプレーヤーの個性を直感的に録るならMTRです。

 

 

買い替えサイクルで考える

ベースの録音だけで考えるならDAWをオススメします。コピペが簡単ですので、でも作りのスピードが格段に上がります。ちなみに私はiPhoneiPadGarageBandをデモ製作に使っています。オーディオインターフェイスはiRig(PRO)のみですので出費も抑えられます。

「ほな、iPhoneiPad宅録したろけー」と思われたアナタは、せっかちさん♪iPhoneiPadは2,3年、もって5年ですが、ウチのMTRは15年動いております!!当時の価格で言えば、iPhoneの倍以上しましたが、フリーズもせず、これだけの期間、安定して働いてくれれば満足です。

 

Roland vs-2400cdも25万ぐらいしましたが、MACDAWをするにしても25万はかかります。パソコンは5年持たせるのは厳しいです。趣味として酷使するなら3年の寿命と考えてもいいでしょう。ちなみにMAC BOOK AIRDAWに使うには非力なのでオススメしません。

 

 

DAWに移行する最も多い悩み

それは”ドラム”のレコーディングです。マイクを沢山使うので非常にMTRが使いやすい。オーディオインターフェースのチャンネル数の少ないものが殆どなので、ドラムの為だけにチャンネル数の多いオーディオインターフェースを買う必要が出てきます。

マチュアですので、ドラム録音に使用するマイクは3本でいいとしても、1ランク上のオーディオインターフェースが必要です。仮に導入したとしても、レイテンシーやフリーズと戦っていかねばなりません。オーディオインターフェースへの投資だけでは終わらないのです。

 

それでも長い目でみればDAWをオススメしますが、バンド活動におけるレコーディングのウエイト等でご検討下さい。通常、バンドはライブがメーンですので、そこまでの機材は不要だと思います。マイクを4本以上使うのであれば、レコーディングスタジオに入るのも1つですね。(ドラム録音用のマイクを数本買うのも凄い投資です)

 

 

MTRは簡単

色々と書いてますが、MTR(HDR)は説明書が不要なぐらい操作が簡単です。スタジオに入ればミキサーが置いてあるので、バンドマンにとって抵抗がないとも言えます。SDカードに対応しているMTRもあるので、最後の編集はパソコンという、ハイブリッドなスタイルもアリだと思います。

私もRoland vs2400cdで録ったものをパソコンのソフトで最終調整して、iTunesからCDに焼いています。音源の管理はバックアップの意味も含めてパソコンを使われる事をオススメします。いったん取り込んでしまえば複製が楽ですので、CD・HDD・外付けHDD・クラウド・etc、数か所に保存しておく事が可能です。

 

また、パソコンに取り込むことで、WAVで完成した音源をmp3に変換する事も簡単です。

 

音質もいい

因みに、Roland vs2400cdは、15年前に購入した機材ですが

”4ビット/96kHz”対応で現代のDAWに引けを取りません。

アナログvsデジタル論争まで言及は出来ませんが

簡単に良い音で録る事ができます。

 

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あとがき

全てのパートの音量や定位(左右のバランス)を決め

vs2400上で完成、それをPCに取り込み音圧などを再調整します。

PCやカーステ、利用者の多いiPhoneのイヤフォン。

安いラジカセ、コンポ・・沢山のアウトプットでバランスを確認し

mp3として配信しています。

※販売音源はWAVであったり仕様が異なったりしています。

 

 

毎回の事ですが、音源が完成した時には

「もぅしばらく聞きたくない・・」というのが本音です。

 

 

同じ曲、同じフレーズをリピートしまくり

耳が慣れるまで聞き込みつつ

客観的に聞けるように、しばらく耳を休ませたりもして・・と

カナリ気の長い作業です。

 

 

その代わり愛着もあります^^

昨夜は1時間ちょっとで撮り終える事が出来ました。

 

 

MTRを使えば宅録は簡単に出来ますので

是非挑戦してみて下さい。音源は音のアルバム。一生の宝物ですよ。

 

では。

 

【あとがき】

正直MTRを目の前にした方がテンションが上がります。

雰囲気ですかね?